娯楽に使われる動物たち
覚えていますか? お祭りでやった金魚すくい。うちへ帰るころには、金魚たちは
あっぷあっぷし始め、次の朝にはほとんどが悲しい姿に。。「ママ、また今回も
全部死んじゃったよ・・」と、庭に埋めた遠いあの日のこと。。
【 サーカス 】

きらびやかなサーカスのイメージとは裏腹に、サーカスで芸をする動物たちは、
とても惨めな生活をしています。なぜなら、動物は元々、自転車に乗ったり、頭に上に立ったり、
火の輪をくぐって飛んだりする生き物ではないからです。不自然な、キチガイじみた芸を
教え込むために口輪、ムチ、鎖が使われ、蹴られたり、ショックを与えるために電気棒で打たれます。
食べ物や水、獣医へのアクセスなどが不充分で、特に小規模で資金の足りない
サーカス団は、さらにひどい傾向にあります。

トラとライオンは、普通100cmx150cmくらいの檻に入れられて、食事、睡眠、排泄
すべてその小さな檻の中でさせられ旅をします。初歩の調教では、ネコ科の動物たちは、
首にロープを巻かれ、台に乗せられ、上手くいかないと首が絞まるようにして行われます。
クマは、後ろ足で立つことを訓練させるために、前足を火傷させられたり、鼻を折られたりします。
チンパンジーは、繰り返しムチで打たれ、悲鳴をあげながら芸を覚えます。
動物たちは、「恐怖心」から、芸を行うのです。
ゾウは野生で捕獲されます。仲間や家族、慣れ親しんだ自然から引き離され、
一生を鎖に繋がれたまま終わるのです。身体が大きいので、ほとんどの調教師は鎖を使い、
彼らの恐怖心を刺激して、服従させます。鎖は、牙から足までつながっています。
野生のゾウの寿命は80−100年ですがサーカスで使われるゾウは、ストレスと病気のせいで、
多くのゾウが早死します。動物たちは、「恐怖心」から、芸を行うのです。

≪動物たちの逆襲≫
1990年以来、57人がゾウによって殺され、多くの人が負傷しました。
1994年、ホノルルでゾウが調教師を殺し、100発の銃弾によって撃ち殺されるまでに
12人の見物人に怪我を負わせました。ゾウに47発の銃弾をあびせた警察官ブライン・ドイルは
その際こう嘆きました。『これらのゾウ達は、我々に“サーカスや動物園は、神様が彼らのために
創ったものじゃないんだ”と言おうとしているんじゃないかと思います。』
【 ロデオ 】

米国で行われる「ロデオ」は、人が荒々しい野獣を征服する技術を見せびらかす競技です。
現実は、巧妙に偽装された残酷な娯楽以外のなにものでもありません。
1800年代後半に、西部カウボーイ達が始めたコンテストが、欲得によって支えられてショーと
なったものです。

普通、「ロデオ」は、子牛のロープ縛り、格闘、鞍なしの牛や馬に乗ること、
“野生牛”から乳を搾ることが行われます。しかし現実には、これらの動物たちは“野生”ではなく、
飼われているものなのです。牛や馬は、元来どう猛な動物ではありません。
故意に乱暴に扱われ、人間を信用せず、攻撃性を刺激するように育てられています。
それによってショーでカウボーイ達が、より“勇敢”に見えるからです。

電気棒、尖った棒、腐食性の塗り薬やその他の拷問道具を使って、ロデオの使われる動物たちを
イラつかせます。腹部や性器などを締め付けるひもが巻きつけられ、
そのため、動物は痛みから、人間を振り落とそうと暴れます。これが、さらにショーの演出を
高めるわけです。

こうして残酷にショーに使い古された動物たちは、屠殺場で処分されます。
政府の肉検査員として働いた獣医C・G・ハーバーは、下記のように述べています。
「ロデオで使われた動物たちは、あざが身体中広範囲に広がり、皮と肉が付いているのは
頭、首、足、腹の部分だけだった」。
【 スペインの闘牛 】

闘牛の牛は、闘いたくて闘っているわけではなく、小さいときから 人間に刃向かうように
仕込まれています。 無理矢理闘わされて、その結果、人間の娯楽のために
殺されているのです。

闘牛の牛に刺されるナイフは刃渡り50−70センチ。 見ている者の目にはリボンのような飾りが
牛の身体からぶらさがってるように見えますが、あのリボンの中 に隠れている剣が牛の体内に
突き刺さっているのです。

ナイフをたくさん体内に刺されて、多量に出血し、最終的に牛は息耐えます。
牛は肉を切り裂かれ、その肉片が闘牛師への「勲章、賞品」として贈られます。
動物の命を娯楽に使った、もっとも野蛮なショーのひとつであると言えます。
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参考文献、翻訳:PETA
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